8月も最終週。
外に出れば、まるで砂漠を歩いているかのような厳しい暑さが続いています。
ご自愛して無理をされず体を労って過ごしましょう。
ところで、NHKの朝ドラでは「あんぱん」が放映されていますが、ご覧でしょうか。
アンパンマンの生みの親のやなせたかし氏と妻のぶさんをモデルにし、戦中から戦後、
作詞、漫画家として活躍されるまでを描いたストーリーです。アニメ化もされた「アンパンマン」は、あんぱんでできた顔を持つヒーロです。
朝ドラの中で、空腹を満たす”あんぱん”は”希望”や”生きる”のシンボルのように描かれています。
今年戦後80周年を迎え、”戦争のない世界へ”想いを寄せて。
しばらくぶりのテイスティングノートには、
”あんぱん”とのペアリングに、”黒松仙醸のどぶろく”をセレクト致しました。
黒松仙醸の銘柄で知られる酒蔵は幕末の1866年に創業。酒蔵は長野県伊那市にあり、長野県南部の南アルブスと中央アルプスに挟まれた盆地に位置しています。日本酒の仕込み水には、南アルプスの豊富な伏流水である地下水が使われ、日本酒が醸されています。長野県産米を使い、酒蔵に伝わる麹づくりの技術を活かしたどぶろくや甘酒が注目されており、小規模ロットで醸造される純米酒や純米大吟醸酒の生産にも力を入れています。
日本酒ラベルには、県鳥のらいちょうが愛らしいモチーフとして描かれています。

黒松仙醸 どぶろく DOBUROKU
その他の醸造酒
原材料:米(国産)・米麹(国産米)
使用米:長野県産米(麹米, 掛米)
精米歩合: 70%
アルコール度: 6%
📒テイスティングノート
外観: 透明感なく白濁した色調
香り: ミルク、酒まんじゅう、ミルクキャンディ、練乳の様な甘やかな香り
味わい:ミルク様なまろやかな甘み、カルピス様な酸味、フィニッシュに原料由来の炊いた米を感じる味わいがあり、米細粒のクリーミーなテクスチャーも感じられます。もろみの粒感がしっかりとしたどぶろくタイプとは違い、むしろスムーズかつ低アル6%で滑らかな飲み心地が特徴です。
このどぶろくとあんぱんとのペアリング::
あんぱん表面の香ばしく焼き上げられた生地のほのかな塩味、小豆あんの上品な甘さが、発酵したどぶろくならではのミルキーなまろやかな味わいと良く合い、酸味がアクセントとなりすっきりとした余韻を与えます。
乳飲料と和菓子を合わせたような新感覚で心地よいペアリング。

どぶろくは、日本酒の原点ともいえるお酒。。
次にあんぱんを手にしたときは、ぜひ一杯のどぶろくとの味わいを試しては如何でしょうか。
ペアリングの楽しさを。
🚶🚶♀️🚶♀️🚶🥂🥂🚶🚶♀️🚶♀️🚶🍶✨🎐🪭✨✨