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龍力 特別純米 新川一番船 生

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龍力 特別純米 新川一番船 生

兵庫県姫路市の酒蔵で「龍力」の銘柄で知られる本田商店と、東京の歴史ある酒問屋の地、中央区新川の酒問屋「大星岡村」のプライベートブランドの「新川一番船」は限定酒としてシリーズで販売されている。

「新川一番船」の銘柄には、”令和の下り酒”として出来立て、しぼりたての日本酒が都心の東京に届けられる春の季節感を見事に表現している。

”下り酒”とは、江戸時代に上方(近畿地方)から樽廻船(酒樽荷専用船)で江戸(東京)に運ばれてきた日本酒を指す。

酒瓶に貼られているラベルを見ると「江戸時代、晩秋から初冬に、灘や伏見の蔵元で新酒が出来上がると樽詰めされ樽廻船に積み込まれた。15艘ほどの船団が西宮から出帆し、一番乗りの「惣一番」を目指し、約58時間かけ、酒問屋が集まる新川を目指しました。この「番船競争」は江戸の町人文化を彩るイベントの一つとして人気があり、広く知られていました。」と記されてる。

また、酒瓶の首元には「しぼりたて惣一番生酒」とあり、クラシックを楽しむ粋な仕掛け。

 

3月下旬に東京で桜が開花を始め春本番を迎えるが、惣一番酒知らせる季節の風流を感じながら3月10日に龍力 特別純米 新川一番船 生を頂いた。


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龍力 特別純米 新川一番船 生

生酒 生酛作り

精米歩合 70%

アルコール度 16度

米:国産

麹米:国産

 

外観はシャンパンゴールドに近い淡い山吹色。上立香は甘露飴、水飴、ラムネ様、上立香同様に甘露飴、水飴、ラムネ様、舌上でピリピリとはじけるようにフレッシュ(外観上の発砲はない)、元気がよい、喉越しはドライ、アフターテイストに米由来の甘み、旨みでバランスが良い